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脊椎すべり症

公開日: : 最終更新日:2016/08/27 カイロプラティック, 健康

すべり症とは腰椎の下の椎体に対して上の椎体が前方に滑ったものです。

本来は関節が椎体の後方にあるためそれがストッパーとなるため前方に滑ることはないのですが、それが何らかの原因でストッパーの役目を果たさなくなった状態です。

この原因によって大きく三つに分けることができます。

⑴先天性脊椎すべり症、⑵脊椎分離すべり症、⑶変性脊椎すべり症

このうち、⑵と⑶についてお話ししたいと思います。

背骨の前の部分を椎体といい後ろの部分を椎弓と言います。その前と後ろで囲まれた円柱の空間を脊柱管といいます。

そこには脊髄が入ります。

⑵の場合、分離すべり症の名前の通り何かが分離するわけですが、それは椎体と椎弓部分が分離するということです。つまり前と後ろが離れて前の部分だけが滑って行って後ろの部分が残される状態になるわけです。

原因としましては青年期の過度なスポーツや過度な伸展や屈曲の繰り返しによる疲労骨折によるものです。

症状としては腰痛や腰の不安定感、下肢痛や歩いていると足が重たくなってくるなどの症状があります。

⑶の場合は椎体と椎弓の分離がなく、前の部分と後ろの部分がそのまま滑ってしまうものです。

椎体が前方に滑ると脊柱管が狭くなってしまい、その中にある脊髄が圧迫されてしまいます。

分離の場合は椎弓が後ろに残っていますので脊髄の圧迫はほとんど見られません。

よって、変性すべり症の場合、分離すべり症よりも症状が広範囲にわたります。

腰痛や下肢痛、歩くと足が重たくなってくるのに加え、排尿障害なども出ることもあります。

どちらも腰を伸展させると辛く、屈曲させると楽になります。

なので仰向けで寝るのが辛くなります。その場合、股関節と膝を曲げてやると楽に寝ることができます。

骨が変形してしまったものをカイロプラクティックでは戻せませんが、その部分に負荷が集中するのを和らげたり、前後の筋肉のバランスをとることはできます。

本来は物質的に変化が出る前に対処していくことが大切なのですが、変形してしまったのならその中でベストな状態にしていく必要があります。

分離すべり症があっても症状がない方もたくさんいますので、構造的な変化が出ていてもその中でバランスが取れていたら問題ありません。

なので、すべり症があるからといって諦めるのではなくその中でいかに良い状態を保てるのかというところに主眼を置くと良いでしょう。

 

 

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